Hawk’s “Ghost Captured”
July 20th, 2010
論理にとって重要な接続関係は大きく分けて次の四つに分類できる。
解説、根拠、付加、転換。
これだけ。
具体例を挙げると、
解説:すなわち、つまり、言い換えれば、要約すれば(That is, In other words)
根拠:なぜなら、というのも、その理由は、ので、から(Because)
付加:そして、しかも、むしろ(And, In addition, Rather)
転換:しかし、だが(But, Though)
カードを(素直に)並べて一つの文にしようとすると、単文の羅列になりがちである。なぜなら、1枚のカードは1〜2程度の単文から構成されているからである。そこで、適当な接続詞を用いて文と文をつなげてあげる必要がでてくる。文と文の間をゴーストで補うことで単文が有機的に接続される。この操作は o を文章、- を接続詞とすると、{o, o} -> {o-o} と表現できる。そして、この操作を続ければ、単文から長い一つの文章 {o-o-o-o-o} を構成できる。では実際、接続詞はどのくらいの種類があるかというと、大ざっぱに言って上の4種類しかない。だから、「解・根・付・転」、これだけ覚えておけば良い。
(補足)
解説と根拠の中間に例示(例えば)がある。
転換に類似した表現に補足(ただし)がある。
Ref. : @Book, 新版 論理トレーニング, 野矢茂樹, P. 17-
PoIC、熱力学、セルオートマトン、LISP、集合論、ロジック・・・。
ロジックとは、コトバの世界。
初めにコトバありき。
この世界はコトバで始まった。
「阿」というコトバが発せられた瞬間に、
この世、すなわち「情報のマトリックス」が再帰的に構築された。
さて。そもそも、この世の中はコトバだけで表現できるだろうか?
コトバでは表せない世界はないだろうか。
コトバでは表せないから、そもそも名前もない。
コトバの世界のコトバでは表現できない。
しかし「コトバで表現できない」ということは本当に「無い」ということだろうか。
名前がないのは不便だから、あえて「ゴースト(幽霊)」と呼んでみる。
ロジックとゴースト、コトバと非コトバ、言葉と幽霊。
ゴーストの世界では、1ビットの情報も使わない。
だから、ノンバーバル(非言語情報)とも意味が違う。
考えられるもの、見えるもの、情報に変換できるものは、ゴーストではない。
考えた瞬間、見た瞬間、情報に変換した瞬間、ゴーストはゴーストでなくなる。
ゴーストの世界。
例えば、すべての光を飲み込むブラックホールの中はどうだろう。
ブラックホールの中で、すべての情報は破壊される。
そのなかで、物理というコトバは本当に成り立つだろうか?
コトバの世界の中に、ゴーストの世界への穴がぽっかりと開いている。
コトバの世界のすぐ隣には、ゴーストの世界が横たわっている。
ヴィトゲンシュタインは言う。
「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」と。
吽。
The true creator has no purpose.
And for this reason fulfills
All this purpose admirably.
真の創造者は目的を持たない。
しかし、まさにそのことにより、
すべての目的を見事に果たす。
{\Delta}-ize is that a complex/compound body become “stand-alone” state from a matrix. e.g. Posting my picture to a certain flickr group, then picture become “stand-alone” and swim freely around the sea of information, and go beyond my expectation. All I have to let him/her go.
△化とは、複合体が母体から離れてスタンドアロンの状態になること。例えば、Flickr の写真は、グループにポストした瞬間に、独立したスタンドアロン状態になる。私がするべきことは、写真を「放す」こと。あとは、写真が自分の力で情報の海を泳いでいく。写真を撮った本人・ポストした本人の思惑さえも越えて。
PoIC 式会計法。
PoIC を使った金銭管理の方法については、野ざらし亭さんが「Re: PoIC」の中で書いている。支出を「記録」として野帳・情報カードに書き残すという方法。しかし、実際、私がやると三日坊主で終わってしまう。原因は、一度記録するのを忘れるとそこでシステムが止まってしまうこと。毎日、買い物をするたびに記録するという意味では、かなりの几帳面さが要求される。
お金の記録は重要であるから、会計という行為そのものはぜひ生活に取り込みたい。そこで、私にもできる、Destruction-Free な会計法を考えた。
手順は3つ。
レシートは、基本的には、買い物をすればもらえるものなので、それをそのまま利用する。日付・金額などの必要な情報はすべてそこに書いてあるので、あらためて記録しなおす必要はないという考え方。したがって、毎日の心掛けとしては、買い物をしたらレシートをもらうようにすることだけ。これだけでも私はだいぶ気が楽になる。
さて、月末が近くなると、スタックしたレシートで財布がパンパンに膨らんでくる。30日、31日になったら、財布の中に貯まったレシートを机の上に取り出し、項目をプロジェクトペーパーに書き写していく。この作業自体は、1時間も掛からない。
プロジェクトペーパーは、始めのページの上 1/3 を残し、その下から書いていく(理由は後述)。項目は食費・本・雑費・交通(支出)と銀行(収入)の計5つ。日付・項目・金額・(必要であれば)メモを書き写す。
例)
| 2/1 | 本 | 2000 | (@ジュンク堂) | |
| 雑 | 672 | (@世界堂) | ||
| 2/2 | 交 | 420 | ||
| 食 | 1200 | |||
| ・・・ |
財布の中に記録されないキャッシュカード、公共料金の支払いなども合わせて残しておく。支出の記録は Maximum にしておくと、フィードバックが上手くかかる。逆に言うと、お金の記録に「遊び」が多いとフィードバックが上手くかからなくなってしまう。これは車のブレーキと同じ。
ひと月分でだいたいB5用紙2〜3枚分。ひと月分を書き出したら、食・本・雑・交と銀、それぞれの項目の合計を計算する。さらに、食+本+雑+交を計算する。空白にしておいた1ページ目の 1/3 のスペースに、それぞれの項目の合計とその合計を書く。タイトル「2010.02 会計」と日付・時刻スタンプを付け、クリアファイルに入れて保管する。一番重要な情報(サマリ)が一番前のページの一番上にくるので、クリアファイルに入れても一目で把握できる。必要な情報は1ページ目の 1/3 に凝縮されている。
数字はともかく、フォーマット・体裁・その他は、むしろ手抜きした方が長続きする。Excel でいきなり始めるよりも、プロジェクトペーパーに鉛筆でラフに書いていく方が、しきい値が低く、取っ掛かり易い。レシートは、重要なものを除き、写し終えたものからポイポイと床に放り投げていく。会計が終わったら、床に散らばったレシートは捨てても構わない。捨てても良いように(あとで困らないように)必要な記録をプロジェクトペーパーに残しておく。「散らかしながら作業する」というのも、この会計法の楽しみのひとつ。LEGO ブロックと同じ。月末に会計するのが楽しくなる。
項目は、個人の生活スタイルで変わってくるので、実際に自分でやってみて決める。不可欠の「食」と大ざっぱな「雑」から始めて、「雑」の中で多いものを一つの項目とする。私の場合は本と交。そうすると、全体から食・本・交を除いた残りがすべて雑となる。支出の項目は4つ程度にし、細分化しすぎないようにする。
重要なレシートは封筒(白封筒洋型6号)に入れて、箱に保管する。封筒の前面には、タイトル・サマリを写し、日付・時刻スタンプを付けておく。この箱の中を見れば、過去の会計記録を追跡できる。過去の記録を眺めていると、自分が何にどれだけ使っているか傾向がつかめてくる。そうすると、今度は、ひと月に各項目にどれだけ配分すれば良いかを予測できる。もっと具体的に、各項目のひと月の予算を4で割ると、週にどれだけ使えるかが決まる(ひと月は長い!)。月始めに銀行に行って、必要な予算をダウンロードしてくる。そして、毎週、使う分だけ財布に入れていく。
実際にその予算でやりくりしてみる。自分の予測が上手くいくかどうか。上手くいって、さらに予算が余った場合は貯金もしくは翌月に繰り越し。
Material はともかく、Mind は PoIC 的。
つれづれなるまゝに、日暮らし、ぽひくにむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
(現代語訳)
ひとり居手持ちぶさた、日がな一日、PoIC を前にして、心に映っては消え・消えては映るものごとを、とりとめもなくカードに書き綴っていると、妙な気分がもやもやと湧き起こってくる。
