GTD・PoIC における「べき乗則」
野ざらし亭さんの指摘する「本川理論」、works4Life さんの指摘する「伸び縮みする時間」、そして私の見つけた「PoIC の法則」。どれも「べき乗則」という一点で共通しています。野ざらし亭さんと works4Life さんは GTD と PoIC の比較から「時間」に関するべき乗則(1/t)を導き、私は PoIC におけるタスクフォースの編成頻度から「周波数」に関するべき乗則(1/f)を導きました。
この「べき乗則」を一番上に据えると、あらゆる生産性向上の本や啓蒙書が、同じことを違う言葉で繰り返し繰り返し述べていることに気が付きます。「PoIC の法則」が現れて以来、私は生産性を考える時に「べき乗則」が一つの重要なキーワードになると考えるようになりました。
PoIC の中で私が見つけた「べき乗則」は、今のところ「タスクフォースの規模と頻度」と「4カードの分布(発見カードが80%を占める)」の二つです。この他にも GTD や PoIC には多くの「べき乗則」が遍在していると考えられます。
私が「PoIC の法則」以降に「べき乗則」に関して読んだ本の中で、オススメを3冊を挙げておきます。この問題はなかなか深く、かつ面白いので、GTDer・PoICer の皆さんもぜひ一緒に考えて下さい。
- 「歴史の方程式」, マーク・ブキャナン, 2003. *1
- 「情報社会学序説」, 公文俊平, 2004. *2
- 「複雑な世界、単純な法則」, マーク・ブキャナン, 2005.
GTD・PoIC の見方、世の中の見方が変わることうけあい。
*1 : 原題は「Ubiquity」(ユビキティ)。GTDer、PoICer には聞き覚えのある単語ですな :)
*2 : Web 版はこちら。
2008.03.16 : マニュアル, 参考資料 さらに勉強したい人のために に追加。
