Aki’s PoIC system 概要

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Aki’s PoIC systemのコア

Aki’s PoIC system フロー

Aki’s PoIC systemの大まかな流れは以下の様になります。


Aki’s PoIC system フロー図

このシステム図では細かい部分に言及せず、大きなルールを捕らえて頂く為のものです。ポイントは「時間軸」を「可視化」しコントロールする事が再重要です。シンプルに、より機能的に運用する事が可能になります。自分のカードシステムを構築するならばトライ&エラーのプロセスを繰り返す事で徐々に自分にとっての最適な環境へと変貌していきます。そして構築しようと願う人ならば誰でも可能なだという事を付け加えておきます。


Aki’s PoIC systemのポイント

ここでは私が構築したPoICシステムのコンセプト、特に重要なポイントを解説します。

PoICを運用する目的

知的生産によって「何か」を産み出す為、生産性の向上など様々な言い方がありますが一言で言えばPoICを通して常に得たいと思っている事は「自己の成長」という1つの目的に集約されます。

シンプルなシステム・シンプルな考え方

自分の生活に合う様カスタマイズした私のPoICはオリジナルPoICと比較するとルールや手法に付加するのではなく、むしろ自分にとって必要のない部分をそぎ落とす事の方が多いです。例えば情報カード同士を紐付ける「トラックバックルール」「GTDカードの取り扱い方」など、削る部分が多いです。

重要なのは「それは何か?」という自分の問いに即答出来る程判りやすいシステムである事です。情報カードを見て大よそ何が書いてあるのかを知るには4タグによる振り分けが有効な様に、来週の予定が判る、今日やる事、そのうちやってみたい事、様々な情報が手にとってすぐに判らなければいけないという点です。


時間軸と可視化

Aki’s PoIC systemは情報カードの扱い方について「例外の無い時系列スタック法」を用います。押し出しファイリングシステムの様な更新ルールもありません。時間軸は「過去」「現在」「未来」の3つだけです。PoICという個人の情報整理システムで長期間運用可能であり、かつ簡単に破綻しないシステムは自分の知っている限りこの方法以外に存在しません。

時間軸を把握する上で重要なのは個々の情報カードはどれに当てはまるのか?またどの様なプロセスを経てしかるべき場所に収まるのかをストレス無く把握、処理する事から始まります。そしてストレス無く時間軸を把握する為に採用しているのが「エリア」という考え方です。

Dockの手前にある「エリア」

最上段のフロー図を見て頂ければ判りますが、私のDockに未来の情報は一切入れない代わりにDockの外にもシステムが存在します。収集エリア「INBOXエリア」とタスク処理、トラッキング用のエリア「GTDエリア」を用意し、処理が必要なものはこの場所に全てを集めて処理、完結させます。完了したら「過去に取ったアクション」としてDockに入ります。Dock手前のエリアには主にGTDに属する情報カードや付箋などが混沌と並んでいます。ここに並んでいる情報の共通点は時間が「今」よりも先に向いていると言う点です。GTDは処理に必要な道具も数種類混在します。書いた内容の特性によって自由に選択し、適切な処理を選択します。例えば「○月○日に○○○という場所で商談」というカードと「明日は○○さんにメールする」というカードでは使う道具も処理の仕方も違って当然という考え方です。最終的に情報カードというフォーマットでDockに記録として収まれば完了です。


詳細は今後書く予定の「メソッド」の項で紹介しますが、ここではDockの内外を時間軸で表した「エリア」という考え方とDock内にはどんなにエントロピー(情報の複雑さ)が増そうとも、時間という1つの秩序だけが守られている、という点に注目しておいて下さい。


時系列スタック法 例外は無い

Dockに蓄積される情報カードは全て時系列での積み重ねになります。奥から手前に来る程時間は古くなります。Aki’s PoICの最大の特徴ですが、時系列で並べる事に一切の例外を持ちません。情報カードが増えるにつれてエントロピー(情報の複雑さ)は増す事には変わりませんがその代わりに「時系列」という秩序だけが残ります。情報カードを積み重ねる(Pile)期間は全て時系列でのアクセス、参照。再生産時にパーツとして存在していた情報の形が組み合わさった時に新たな発見へと繋がります。

参照:野口


継続する事が重要

すぐにでもこの様なカードシステムが簡単に構築出来れば楽なのに、と思う方もいるかもしれません。しかし継続する事で得られる発見というのも大きな財産です。PoICを運用するのであれば長い時間のスパンでトライする事をお勧めします。少しずつでも「実践」「検証」「改善」のサイクルを重ねる事で良いシステムが出来上がると考えています。満足のいく「正解」や「答え」というものは出ないと思います。私の場合、答えが出たと同時に自己の成長もきっと止まります。それはそれで良いかもしれません。一度「完成」という形として残しておくのも新たな知的生産の糧となるかもしれません。ただ、私のPoICでは常に探究心を忘れずに改善を続ける事こそ重要だと考えています。長い時間を掛けて積み上げた情報カードの束からしか得られないエキサイティングな発見がPoICにはあると思うのです。 そして、継続する為には何よりも日々楽しんで情報カードに書き込むのが一番だと考えています。ごくごく自然体でありたいです。

それはPoICなのか?

ここ、PoICWikiをお借りして私の実践内容、改善を重ねた結果を全て出しきった時、多分1つのバージョンとしてコンパイルしていると思います。その時、自分にも問うし読んでいらっしゃる方にも聞かれるかもしれません。「最終的にこれってPoICなの?」確かに姿形は変わってしまっているかもしれません。しかしながら多くのベースはPoICから学んだものです。どうでしょう?それは何か?という部分に関して、個人的には今の所あまり重要ではありません。

PoICと生活環境

生活環境がPoICに与える影響

自分なりのPoICを構築する上でシステムに大きな影響を与えるのは「生活環境」だと思います。例えば外回りの多い営業マンが6×4の大きな情報カードを常に持ち歩くのは大変でしょう。それはストレスとなってPoIC、ひいては知的生産自体に苦痛を感じて止めてしまうかもしれません。

もう1つ例を挙げます。外出時にメモを取る場合、測量野帳に時系列で書いていった方が後々情報カードに転記するのが楽な人もいればRHODIAなどのメモ帳に書いて帰宅後に並べてレビュー、俯瞰した方が生産性が上る場合もあります。 この様に自分にあった環境でツールを選択する、システムを構築するのが快適に生産性を上げる重要なポイントだと思います。


Aki’s PoIC systemをご紹介する上で、私の生活環境についてもお伝えする必要があります。


PoICと私の生活環境

  • 仕事は自宅での作業がほとんどです。生活拠点の9割以上が自宅という事になります。
  • PoICシステムを取り入れた理由は「ビジネスに活かす」という目的が第一にあります。情報カードに書く内容はアイデア、発見、歩んだプロセスを記録する事で常に新しいビジネスへと活かされています。同時に「自己の成長」というもう1つの目的があり、ビジネスによって自己の成長を図るというプロセスはPoICを通して密接に関わっています。
  • 生活の9割が自宅である為にメインシステム(Dock)での運用が中心となります。逆に野帳などを利用したサブシステムは週に1回~2回程度の使用に留まります。しかしながらPoICはサブシステムも含めた運用がポイントですので改善点や工夫に注力しています。サブシステムの詳細は後程このマニュアルでご紹介します。